数々の伝統のある飯田東中学校ですが、りんご並木より長きにわたり「町内清掃」も生徒の「自治と奉仕」の精神により現在も続いています。
今年度は3回目になる町内清掃、今回は、りんご並木の北に続いている「桜並木」の落ち葉掃きを地域の皆さんと一緒に行いました。
ポツポツと小雨の降る中ではありましたが、朝7時から、生徒も職員も眠さに負けず、分担ブロックに縦割り班ごと集合しました。
桜並木は、東中の大切にしてきた「りんご並木」よりも歴史は古く、春には桜の名所として大勢の人々の目を楽しませてくれている場所です。
かつては、毎週日曜日の朝(昭和28年)「道路清掃」であった活動が、部活動が活発化する中全校で意義を考えながら徐々に毎月1、2回行う「町内清掃」となってきました。りんご並木同様、古くは表彰を受けたこともある活動です。今も少しずつ形を変え、秋にはこの落ち葉掃きを2回行います。
四季折々の美しい変化を見せてくれる名所が、学区内にあることは幸せだと感じます。中学生のエネルギーが発揮される場が地域にあるということを、これからも大切にしていきたいと思っています。






